大学留学の学費は国や都市でこんなに違う?高い理由と大きく差が出るワケと節約のコツを徹底解説

「海外の大学に留学したいけど、学費が高そう…」 

「アメリカは高いと聞くけど、他に安く行ける国はあるのかな…」

 

この記事を見ているということは現在、こういった悩みを抱えていませんか? 

 

そこで!この記事では、正規留学生が知っておくべき「学費が国や都市によって大きく異なる理由」と「費用を抑えるコツ」を徹底解説します。

 

最後まで読んで頂ければ、限られた予算で実現できそうな国がどこなのかお分かりいただけると思います。是非参考にしてくださいね!

目次

  1. 海外大学留学の学費の内訳とは?
  2. 国別・専攻別にみる学費比較【最新版】
  3. なぜ国によって大学の学費はこんなに違うのか?
  4. 大学留学の学費を抑える4つの方法
  5. まとめ

 

【筆者プロフィール詳細】

留学ライター

英国大学卒業後、外資系企業で19年間グローバルビジネスに携わる。自身の海外経験(英国・スペイン・フランス)をもとに、信頼できる留学情報を発信中。CELTA(英語教授法資格)保持。

1.留学費用の内訳

①授業料

②施設使用料

③教材・実験費

④学生サポート料

⑤入学手続き料(登録料)

⑥保険料

学費と言っても、実際には様々な費用項目が含まれています。大きく分けて上記の6つになります。

 

まずは学費の内訳をしっかりと把握して、候補にしている大学の学費を比較する時に、是非、参考にしてみて下さいね♪

 

①授業料

講義やセミナー、実習や実験など基本的な教育リソースを受けるための費用です。学部や専攻によって異なりますが、日本と同様に文系より理系、医療・芸術分野で高めの設定です。豪州では、取得する単位数によって費用が変わる場合もあります。

 

②施設使用料

大学により項目名はいろいろで、Facility FeeやAncillary Fees、Student Services Feeと呼ばれています。図書館やラーニングセンターの利用、キャンパス内のITネットワーク関連費用、実験室やスポーツ施設の利用に充てられる費用です。

 

③教材・実験費

コースや専攻によって異なるため、授業料とは別に請求されることが多いです。理系だと実験用の薬品や機材使用料として、医学系だと臨床実習教材や模型、保険料なども含まれています。アート系でも画材や撮影や録音スタジオ利用料などがあります。

 

④学生サポート料

学生が問題なくキャンパスライフを送れるように、学習・生活・健康・キャリアなどにおいて支援サービスを維持するための費用です。学習チューター、カウンセリングや医療相談、就活サポートやインターン支援、課外活動運営費などです。留学生だと、ビザ申請サポート、語学や学術ライティングなどで追加サポートがもらえます。

 

⑤入学手続き料・登録料

入学手続き料は入学時に一度だけかかる費用で、登録料は学期ごと、もしくは年度初めにかかることが多いです。留学生は追加で国際登録料がかかったり国内生より高めの料金が設定されています。

 

⑥保険料

留学生は、米国・オーストラリア・イギリス・カナダなど、多くの国で健康保険加入が必須です。国によって制度や費用は異なり、米国では大学指定の保険、イギリスではビザ申請時にIHS(移民医療付加金)、オーストラリアではOSHC(海外留学生健康保険)加入が必要です。ニュージーランドやカナダの一部州では、大学や州の規定に従い保険加入が義務付けられます。

 

2.国別・専攻別にみる学費比較【最新版】

ここでは、大都市と地方都市の代表的な大学を挙げてみましたので、参考にしてください。

 

国    大学名          年間学費(文系)  年間学費(理工系)

米国   カリフォルニア大学

バークレー校       830万円      830万円

サウスダコタ大学     230万円      260万円

英国   UCL           610万円      820万円

バーミンガム大学     470万円      630万円

カナダ  トロント大学       670万円      690万円

アルバータ大学      420万円      490万円

豪州   シドニー大学       560万円      610万円

アデレード大       410万円      440万円

NZ    オークランド大学     340万円      490万円

オタゴ大学        330万円      370万円

 

  1. なぜ国によって大学の学費はこんなに違うのか?

①公的資金の有無:補助金があれば国内生向けの授業料自体が抑えられます。残念ながら、留学生はこの恩恵を受けられません。逆に、高い教育水準を保つために施設費や研究費を留学生の学費で補っているのも事実です。

 

②公立・私立の違い:米国を除く英国、カナダ、豪州とNZでは80%以上が公立大学ですが、必ずしも私立大学の学費が高いわけではありません。有名な大学はほとんどが公立でブランド力もあるため、公立大学の方が学費が高くなるケースがあります。一方米国は、アイビーリーグ(北東部の名門大学8つ)を中心にハーバード大学やスタンフォード大学は私立です。研究・ブランド力があるので、学費が高くても学生が集まりますね。

 

③都市の物価:大都市は地方都市よりも物価が高いので、不動産価格や大学教授・職員の人件費も高くなります。

 

  1. 大学留学の学費を抑える4つの方法

①国と都市を選ぶ:米国≫英国≫豪州≫カナダ≫NZの順に学費は高いです。

②大学と専攻を選ぶ:どうしても理工系や設備費や実験費で人文学や社会学系より約15〜30%割高です。興味のある学問と費用とのバランスを見て選ぶと良いです。

③学習形態を選ぶ:コロナ以降、オンライン学位プログラムを実施している大学が増えました。オンラインでなくても、ハイブリッド型の学位取得にすると学費はグッと抑えられます。

④為替リスクを分散する:円安時期は留学費用に大きく影響します。ドル口座で資産運用をしたり、学費の支払いを分割することで為替リスクを分散できます。

6.まとめ

 

今回は、留学費用の中でも「学費」に絞って、なぜ高いのかを見てきました。大学留学の学費はどの国・都市を選ぶのか、どの大学で学ぶのか、どの分野を専攻するのかによって大きく異なります。まずは、興味のある大学の学費をチェックしてみてくださいね。

 

米国や英国の名門大学で学ぶと学費は高いです。一方で、ニュージーランドでは教育水準は保ちつつ、比較的コストを抑えた留学ができます。オンライン授業と組み合わせたハイブリッド留学も費用節約になります。

 

とはいえ、各国の大学留学事情やトレンドを掴んだり、教育制度を把握することは結構複雑です。そんな時は、留学エージェントの「無料相談やカウンセリング」がおすすめです!

 

「大学留学=学費が高い」とあきらめる前に、実現できそうなプランを提案してもらって、あなたの理想の留学を実現させてくださいね!

 

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